球脊髄性筋萎縮症とひとつ屋根の下 神経難病の治療と日常生活

球脊髄性筋萎縮症の発症から二十数年、現在の日常生活までを詳しくわかりやすく書いていきます。

介護の現実に直面して

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母の検査結果は糖尿病腎症と判明し、カテーテルの手術をした後に
一週間に3~4回透析しなければいけないとのこと。
心臓も弱っているらしく軽度の認知症も発症している。
先生の話を聞いている間、頭が混乱してきて数回殴られたような錯覚を感じた。
カテーテル手術が終了し透析するための病院へ通院しなければならず
これからどうしようと困惑した。
地区の民生委員をしている人がたまたま学生時代の恩師だったこともあり相談に応じてもらい障害・介護・福祉課へ連絡してくださった。
週に2回ヘルパーさんが入り、通院も病院で送迎車が来るようになりちょっと安心した。
しかし、つかの間だった。
父親も母が戻り気が抜けたのか実家に行くたび部屋はごみ屋敷に変わっていった。
洗濯、食事、トイレ等が困難になり部屋は異臭を放つ。 
父親が排尿困難になり病院へ。
いったいこれからどうなってしまうのか?
自分に問いかけた!
この頃から自分の病気も一気に進んだようだ。 
もう、妻と娘だけでは手に終えない状態だった。
福祉課の方から母の週末ショートステイを提案がありお願いすることにした。  
自分にも誰かついていないと歩行ができないようになっていった。
精神的にも気が弱っている。

車椅子購入したのもこの頃だった。 

つづく
手紙

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