球脊髄性筋萎縮症とひとつ屋根の下 神経難病の治療と日常生活

球脊髄性筋萎縮症の発症から二十数年、現在の日常生活までを詳しくわかりやすく書いていきます。

一周忌を前にしての旅立ち

平成28年10月◢
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勤務を終えて夕食前でした。
入院している母の病院から電話があり危篤状態とのこと。 
自宅から病院までは約1時間かかる。
車椅子を車に積んでもらい気を落ち着かせ病院へ向かった。
すでに個室に移動されていた。
看護師さんから今晩が山だと告げられた。
意識がもうろうとしてるなかでも来たのはわかった様子だったが到着約30分後、母は最後に目をパッと見開き口をぐっと締め安らかにあの世へ旅立ちました。
覚悟はしていたけど父親の一周忌を前に逝ってしまうなんて!!( ; ロ)゚ ゚
正直なところ父親が亡くなってから莫大な費用が掛かりました。
お墓、仏壇なども結構な費用です。
ここが踏ん張りどころか\(_ _)
最後は悔いなくきれいに身体を洗い化粧をして送り出すことが出来ました。
唯一残念だったのは出棺の時に手を添える力もなくただただ見守るしかなかったことです。
さすがに一年間内に両親を亡くすと寂しいけど二人の分もこの不自由な身体を大事にしあと定年まで4年頑張ろうと自分に言い聞かせた。

つづく

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