球脊髄性筋萎縮症とひとつ屋根の下 神経難病の治療と日常生活

球脊髄性筋萎縮症の発症から二十数年、現在の日常生活までを詳しくわかりやすく書いていきます。

車椅子の喪主

定年までは頑張って勤務したい。
その思いに周囲の協力は力強い心の支えになりました。
通勤のときは同僚が朝夕、転倒しないように付きそってくれるので非常に安心しました。
歩行はかなりおぼつかなく、段差などは手すりや介助がないと難しくなり時には玄関先で力が入らなくなりコンクリートの床を少しずつ這いつくばって携帯電話で同僚に連絡して助けを求めたことも数回ありました。
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同時期の一週間前に実家へ妻と娘に付き添ってもらい様子を見て来たばかりだったのに父が心筋梗塞
亡くなり病院に駆け付けたときには息を引き取っていました。
人はいつお迎えが来るかわかりませんよね。
病院には車椅子の自分と透析を続け認知症が進んで歩行困難な母親がいます(・・;)
悲しみよりも正直これから葬式のことを考えているもう一人の自分もそこへいました。
実家近所の方も病院に来てくれて いろんなアドバイスを受けながらはじめての喪主を務め平成27年10月旅立って行きました。
つづく

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