球脊髄性筋萎縮症とひとつ屋根の下 神経難病の治療と日常生活

球脊髄性筋萎縮症の発症から二十数年、現在の日常生活までを詳しくわかりやすく書いていきます。

生きているだけで十分

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今日は自分が毎日のように見ているYouTubeチャンネルをご紹介します。
須磨寺の副住職さんの講話を配信されているのですが心に残る
「生きているだけで十分」という話をしたいと思います。
住職が四国遍路に出ているときすごい雨が降り疲れていたため近くにあったブロック塀のバス停で休ませて貰おうとしたら先客が寝ていたそうです。
起こせないように立ち去ろうとしたら声をかけられいっしょに休むことに。実はその人は遍路ではなくもう20年も同じように寝起きして「人助けをしてる」と言っている。
興味を持った住職が話を聞くと寝袋に寝て2、3日立つと子ども連れの家族がここを通り「あうゆう大人になりたくなかったら勉強せなぁ」と言う。
子どもも言うことを聞いて勉強するようになる・・・  なぁ人助けやろ。
なるほどと思い話を聞いているうちにそのおじさんは語尾にシンプルじゃろと付け加える!
「雨が降れば休む。晴れたら進む。シンプルじゃろ」
元気をもらった住職が去ろうとするとおじさんがこれだけは覚えておけ
「人間生きているだけで十分」その言葉が胸にしみた。
寝ているだけで人助けができる。
せかせかして生活しているなか悩みを抱え生きている価値がないという現代の人が多くいるなかでお守り代わりに持っておきたい言葉だと感銘を受けたとのことでした。
忙しく生活してるなか是非とも覚えておきたい言葉ですね。
わたしも難病でくよくよせず生きて行こうと思います。

では今日も1日ストレスを溜めないよう心掛けて乗りきりましょう!

r.gnavi.co.jp