球脊髄性筋萎縮症とひとつ屋根の下 神経難病の治療と日常生活

球脊髄性筋萎縮症の発症から二十数年、現在の日常生活までを詳しくわかりやすく書いていきます。

新型コロナ軽症者が急死する「幸せな低酸素症」?

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おはようございます。
山形県内は真冬に逆戻りし寒く外は雪が降っています。

長引いている足指、足甲の痛みが取れず腫れている状態が続いています。

最近ニュースなどで、新型コロナウイルスに感染しているものの軽症であると診断され、自宅待機をされていた方が低酸素血症で急死したという報道を耳にしますよね。
軽症と診断されていたのに命にかかわるということは恐怖を感じます。
本来、呼吸により酸素を吸い込むと、動脈血に酸素を溶かして全身に巡らせ、身体の細胞の隅々に酸素を供給しますが、低酸素症になると、脳細胞が破壊されるなどして最終的に命にかかわります。

低酸素症となる原因はさまざまありますが、発熱などによって代謝が亢進され、血液の流れが速くなると肺を通過する血液の流れも速くなり、肺の毛細血管を通過する時間も早くなり、血液に酸素を充分に溶かせないまま身体中を巡ってしまうため低酸素血症を起こしうるとしています。また、発熱によって脈拍が速くなると身体に血液を送る速さも早くなります。さらに、発熱時は呼吸数も増えるため酸素の需要も増えます。これによって先ほどと同様に肺を通過する血液の流れが速くなり酸素を充分に動脈に取り込めずに、低酸素血症を起こしてしまい「幸せな低酸素症」(ハッピーハイポキシア)の可能性が高いのです。
しかしながら、コロナになり亡くなるのは不幸なことですが、低酸素状態になり、多幸感といいとても具合がよく気持ちの良い気分で旅立てるのは幸せなのかなと思うのは自分だけでしょうか(*´-`)

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